病院概要

病院概要Outline

住所 〒140-0001
東京都品川区北品川1-29-7
TEL 03-5781-0700
開設者 医療法人 志匠会
理事長 大田 快児
院長 光山 哲滝
開設日 平成25年11月
病床数 66床(個室21床)
特室3室、個室18室、4人部屋(女性のみ)1室
診療科 整形外科、脳神経外科、麻酔科、リハビリテーション科
施設基準
  • 保険医療機関(国民健康保険、社会保険)
  • 一般病棟入院基本料(10対1)
  • 医師事務作業補助体制加算1(30対1)
  • CT撮影及びMRI撮影
  • 運動器リバビリテーション料(Ⅰ)
  • 薬剤管理指導料
  • 脳刺激装置植込術及び脳刺激装置交換術
  • 脊髄刺激装置植込術及び脳髄刺激装置交換術
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則の5及び6に掲げる手術
  • 麻酔管理料(Ⅰ)
  • 入院時食事療養(Ⅰ)
治療方針
  1. 第一に、症状の原因を追究する。
  2. 診断がついた後、治療方針を医師・患者間で相談する。
  3. 必要に応じて、リハビリ・投薬のみではなく、各種ブロック注射を併用する。
  4. 保存的治療(リハビリ・投薬・注射など)にて症状の改善がない場合、手術を考慮する。
  5. 疾患・症状に応じて最良の手術方法を選択し、早期退院・早期復帰を目指す。

理念Philosophy

脊椎疾患(Spine)の専門病院として、質の高い信頼される医療の提供を目指します。

基本方針

  • 01全職員は医療水準の向上、
    先進的医療の提供のための匠を志す。
  • 02医療者と患者は同じ目的に向かう
    同志であると心得る。
  • 03全てにおいて
    安全・確実を第一とする。

「志匠会」という言葉に込めた想い

「志匠会」という名前は「匠を志す者の集まり」という意味で名付けました。私たちは決して完成した技術をもった存在ではありませんが、それに近づきたいという想いを「志匠会」という名前に込めました。私たちは、匠を志し、日々精進をしてまいります。

志匠会の技術に対する考え

01.技術の伝承

宮大工に代表される技術者の「匠の技術」は、先達から後続に伝承し、その間により洗練されあるいは工夫されることにより、高度な技術として今に伝わっています。この技術の伝承については、医学の技術分野においても同様だろうと思われます。

外科・整形外科(脊椎外科)の手術も、字の如く人の「手」により行われる「技術」であるため、宮大工の技術などと同様に、上のように伝承されることでより高度な技術となっていくものでしょう。

02.技術と精神

しかし、技術偏重になってしまっては本当の意味で人のための技術にはなりません。人のための「技術」となるためには「精神(心)」が欠かせません。「精神」を欠いた技術は、人を害する方向に向かってしまうことがあります。これでは、技術が持つべき「人のため」という本質が損なわれてしまいます。「精神」があってこそ、「技術」は活きます。「精神」のない「技術」は空虚なものになってしまいます。

他方、「精神」があっても十分な「技量」が伴わなければ、人に役立つこと(医療では人の病を治療すること)が叶いません。そのため、先達は後続に自分の持てる「技術」を伝承するとともに、「精神」も伝えていく必要があるのでしょう。

03.将来に渡る患者さんの利益

このように後続の医師が先達の手術において実際に手を預かり技術を向上させることは、患者さんの将来にとって有意義です。何故なら、脊椎疾患が主として加齢などに伴い進行するものであり、いったん手術により症状が改善しても、時の経過により、除圧した箇所が不安定になったり、固定した箇所の上下の隣接部がダメージを蓄積したりして、再び手術が必要となる可能性があるからです。

このような状況が最初の手術後長い年月が経過した後に生じた場合、先達の医師が体力的・肉体的(視力等)の問題で、その時点では手術を行うことができるのか、わかりません。しかし、現在後続の立場にある医師たちは、長い年月の経過後の再手術が必要な「その時」に最も脂がのった良い状態となっています。

そして、技術と精神の伝承を受け、かつ最も脂がのった良い状態にあるかつての後続の医師が、その確かな技量を活かして、再度手術が必要となった患者さんの手術を行う。(その際に、さらなる後続の医師たちが、手術にかかわり、手を担って、手術(技)の経験を積んでいく。そして、さらにその後手術の必要性が生じたときは、その手を担った後続の医師が手術に関わっていく…)

これにより、患者さんは常に豊富な手術経験と確かな技量をもった医師の関与の下、手術を受けることができます。

04.先達から後続への伝え方

また、このように、「技術」と「精神」をともに受け継いでいくためには、先達とともに後続が実際の現場に関わって、自ら手を動かしつつ体得していく方法が最も一般的です。そのため、志匠会では、各外科医が様々な手術に積極的に関わっています。

たとえば、長時間を要する手術では、4~5人の医師が関わることもあります。そして、その際に後続の各医師たちは、先達の手技(手術の技術)を実際に目にするだけでなく、手術の技術を身につけるため、先達の医師の下、手を預かり、実際の手技を行っています。

もちろん、手技の難易度と後続の各医師の力量を先達たる医師がしっかり見定めた上で手を預けており、かつ手術の結果には先達たる医師が全責任を負いますので、先達たる医師が自ら行うのと手術の安全性等については、有意差は無いものと考えています。

沿革History

2005年6月 新横浜スパインクリニック 開院
2007年10月 新横浜スパインクリニックの累計手術件数が1,000件を超える
2009年11月 医療法人志匠会 設立
2013年11月 品川志匠会病院 開院
2014年10月 志匠会の累計手術件数が5,000件を超える
2016年12月 ムサコ整形外科 開院
2017年5月 門前仲町クリニック 開院
2017年5月 志匠会の累計手術件数が10,000件を超える
2018年1月 ひばりクリニック 開院
2018年11月 志匠会雪谷クリニック 開院
2022年5月 志匠会東高円寺クリニック 開院
2022年11月 志匠会白山クリニック 開院
2023年10月 練馬志匠会病院 開院